この工程は主な作業工程であり、下地状況や仕上げの目的により作業工程は異なります。
係員立ち会いのもと打設方向・レベルポイント確認後、セットする。
ポンプ車にて圧送されたコンクリートをオートレベル・レーザーレベルを使用し2.5m以内に当たりポイントを出します。
レベルポイントとレベルポイントの間を定規にてFLを平行に作る。
平行に作ったレベルラインを定規トンボにてコンクリート面の小波を取りながら水平な下地を作る。
定規トンボを引いた後、平滑なコンクリート床を作るためにレベル確認をする。
コンクリートの締まり状態を確認し中間押さえ(ジョイント及びチリ周りは,コンクリートがやせるため木鏝)。
アミゲタで乗れる時点で,トロウエル円盤を廻し,脱水・脱気作業で水分が吸いやすいようにコンクリート表面の薄い層を取り除く。
アンダーマットを引き,その上にオーバーマットシワやヨレを無くして真空ホースをセット後,脱水開始。
脱水時間は5分前後その日のコンクリートスランプ及び気温によって変動します。
円盤鏝を平滑な床に仕上げるために2回~3回位廻します。
トロウエル円盤後,締まり具合を見て仕上前のアマ出しを機械鏝(トロウエル・モスキート・騎乗式)等にて繰り返し廻します。
チリ周りはモスキートを使用します。
アマ出し後、ピンホールを埋めながら仕上げ作業をする。
騎乗式にてコンクリート床面が鏡面になるまで繰り返し走行します。
最終仕上げ。
美観のあるコンクリート床鏡面機械仕上げの完成。
押さえ終了。
仕上げ終了。